2022年7月15日より公開されているキングダム2~遥かなる大地へ。
2019年4月19日に公開された前作は、原作とは少しニュアンスを変えたり、展開を変えたことによって、原作ファンは良い意味で裏切られました。今作では新たに登場するキャラクターの個性や、迫力ある初陣での戦闘シーンなど、前作以上に見ごたえのある内容になっています。
新キャラクター達の登場
原作ではお馴染みの尾兄弟や縛虎申、人気の高い麃公将軍など新たなキャラクターが登場し、個性のあるキャラクター達が見事に具現化されてました。その新たなキャラクターの中でも特に目を引いたのは清野聖菜さん演じる羌瘣ではないでしょうか。
羌瘣とは?
祭と呼ばれる同族同士の殺し合いで、姉である羌象を生かすために死を覚悟していた羌瘣は、祭当日、姉である羌象に香で眠らされ、祭に参加する事ができなかった。羌瘣抜きで行われた祭で羌象は狙い撃ちされて討ち死にに。これに憤怒した羌瘣は羌象殺しを主導し、祭で最後まで生き残った幽連へ復讐を決意し、復讐相手のいる魏へ行くために戦争に参戦していく。そこで信や仲間達と出会い、復讐にしか生きる意味を見いだせていなかった羌瘣の心境に変化が…
前作を凌ぐアクションシーン
山崎賢人さん演じる主人公の信。激しい戦闘シーンでは多彩な動きと躍動感が見事に表現されており、流石としか言いようがないが、清野聖菜さん演じる羌瘣の戦闘シーンには正直鳥肌がたった。舞のような剣撃を得意とする羌瘣だが、実写でこれを表現するのはかなり難易度が高い。しかし完璧に舞と剣撃を体現し、その眼にはどこか哀しさを感じさせ、原作の羌瘣を見事に演じていた。また今回は多勢対多勢で戦う大規模な戦闘シーンもあり、馬上での闘いや五人一組での伍の闘いなどにも注目だ。
特典情報
8月11日~全国の映画館で入場者特典のキングダム伍巻が100万名限定でプレゼントされます♪全80ページで描かれた内容の中には、キングダム2~遥かなる大地へ~でのオリジナルストーリーのネームや、出演者と原先生のインタビューも含まれていますので、これから観る予定の方や、一度観たけどもう一度観たいという方はお早めに♪
最後に
これまで様々な人気漫画が実写化されており、原作ファンからは厳しい意見が良く聞かれるが、本作品の実写化は個人的に原作ファンも納得できる完成度になっている感じる。映画のエンドロール後には続編の予告もされており、原作、アニメ、映画とこれから更に目が離せなくなりそうです。
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